歌姫の達人 煌めきの色彩
残暑厳しい今日この頃。皆様は如何様にお過ごしでしょうか。
私はクーラーの効いた涼しい店内で、
今日も頭の茹ったお客様と熾烈なバトル(という名の一方的な被蹂躙)を
繰り広げております。
いやほんと、暑くなると変な人増えるよね。
接客業の同胞たち、今日もお疲れ様です。
さてさて、おおよそ一か月前。
わたくしぐらぐらはひとつの「沼」に沈むことを決意いたしました。
ずっと真正面からは向き合ってこなかったが……
— ぐらぐら幽霊 (@guraguraghost) 2020年8月6日
沈むか、沼に……! pic.twitter.com/yZz81aiDf8
(以下、シャニマスと呼称)
大人気、いや超人気アイドル育成ゲームの最新作。
アイドル事務所に所属する「プロデューサー」として、
若く才能あふれる金の卵たちを歌姫へと昇華させる、笑いあり涙ありの物語。
サービス開始から二年と半年ほどが経過したこのゲーム、
ご存じの方であればあるほど、「なんで今更?」とお思いになることでしょう。
いや私もそう思った。というか、そう思ったから今までやれなかったというか……
もともと私はアイドルマスター関連に関しては、
ずっとずっと「浅瀬で潮干狩り」程度のにわかで通してきました。
ハマれば絶対に面白い、もういくらでも楽しめるジャンルであることは間違いなく、
今までも765の菊地真ちゃんとか346の相葉夕美ちゃんとかの歌い舞う姿を鑑賞し、
CDを買い、同人誌を漁って生きてきたものの、ほどよーく一線を越えないよう、
本格的にゲームをプレイすることはありませんでした。
自分は「プロデューサー」ではなく「ファン」だとか、
適当な言い訳までかましながら。
うまいこと言ったつもりだったけどただむなしいだけ
理由はいくらかあります。
まず第一に、このシリーズ、底が深すぎてマリアナ海溝なので、
沈んだら二度と浮き上がれないのが目に見えているから。
私は一度ハマりだすともう脇目も振らずって感じでいろいろかなぐり捨てるので、
それこそ歴史が長く、底が深いコンテンツほどのめりこみが大変なことになります。
前にこんな感じの状態に陥ったのはガルパン。
これもまた機会があれば掘り下げてお話ししたいですが、
あの作品が放映された当初は「戦車に女子高生なんて!」と見向きもせず、
なんならせせら笑っていました。
ぶん殴りてえ……当時の自分……
いまや劇場版公開時に通い詰めた映画館のチケットたち、
テレビシリーズから最終章までしっかりそろったBlu-ray、
友達がゲーセンでとってくれたダー様のフィギュア、
大洗で買った痛々しいキャラTに黒森峰ペンケース、
エトセトラ、エトセトラ……
もう見る影もなく、立派なガルパンおじさんに成り下がり、
いや、成り上りました。
うん? 日本語的に変だな……まあいいや。
とにかく熱中するとのめりこみ、そして見境なく散財しまくる悪癖がある私なので、
どうしてもコンテンツの新規開拓には慎重にならざるを得ません。
それがマリアナ海溝なのですから、もう言わずもがな。
さらに、これもまたガルパンのときにそうだったことですが、
「周回遅れ」でハマりだしたらもう手に負えません。
なぜなら、どうにかして先達の話題に追いつきたくなり、
また今まで逃してきたグッズや同人誌、リアルイベントなどへの恋しさが暴走し、
「なぜ自分はもっと早くからハマらなかったのか」、
「なぜもっと早く触れてこなかったのか」という後悔の念に苛まれ、
それこそ湯水のように金銭をばらまくのです。薄給ゆえ限度はありますが。
これがふたつ目の理由です。
さて、此度のシャニマス。ヤバいです。「周回遅れ」です。
それもガルパンが一年で済んでいたところを二年です。
サービス開始からすでに二年が経過しています。致命傷なのです。
しかし、ここまで悪条件(過言)が重なっておきながらも、
何故に今更プロデューサーとしての道を歩み始めたのか……
それは、今年でアイドルマスターが十五周年という、大きな節目を迎えるからです。
正確には、そのプロデューサーたちのお祭り騒ぎに、
海底神殿で踊り狂うみんなを浅瀬から覗き込んでいたら、
いまの自分の立ち位置がなんともったいないのだろう!
と急に焦燥感に駆られたからです。
いや別に義務感で始めたとかそういうわけじゃあないんです。
むしろどこかできっかけが欲しかったのでしょう。弱い生き物なんです。
とはいえ、ガルパン沼に急速潜航したのは若く情熱に身を焦がしていた学生時代。
社会の荒波に揉まれ、ちょっと鬱病気味になったりして当時の活力を失い、
カラッカラに干からびた今の私には、一周回って自制心が生まれ、
もしかしたらほどよい具合にハマることができるかもしれない。
そしてアイマス十五周年というめでたい祭りに、
身の程をわきまえつつ参戦できるのではないか……
りんぜちゃんどこ pic.twitter.com/1JuUsq02hv
— ぐらぐら幽霊 (@guraguraghost) 2020年8月13日
無理だったわ。
もうバシバシ課金してるわ。
むしろバイト代のほとんどを同人誌印刷につぎ込んでいた当時より、
金遣いが粗雑になっててヤバいわ。
ちなみにこのツイートだと
杜野凛世ちゃんを求めて彷徨う亡霊になっているわたくしですが、
担当(ファンじゃなくなったので呼称が「推し」じゃなくなった)は
小宮果穂ちゃんです。
な゛ん゛ば゛ー゛わ゛ん゛っ゛!゛!゛!゛!゛
いやもうね……かわいいんです。癒しなんです。
しみったれた現実社会に疲れたきった心身に沁みる、あの純真無垢さ……
守ってあげたいんです……アイスとか買ってあげたい……はーげんだっつ食べる……?
もともと西城樹里ちゃんがビジュアル的にビビッと来てたので自分でも意外でしたが、
果穂ちゃんのぴゅあっぴゅあさに見事ハートを射抜かれた
気持ち悪い成人男性が爆誕してしまいました。
こないだのイベントもよかったね……果穂ちゃん……放クラしゅき……
@T_Az38 おれの""覚悟"""みて pic.twitter.com/5JlBhvCGMp
— ぐらぐら幽霊 (@guraguraghost) 2020年8月26日
"""覚悟"""とかかっこつけてますよこいつ恥ずかしくないんですかね。
しかも見境なくCDとか揃え始めてしまいました。
シャニマスの楽曲が素晴らしいせいです。あーあ。
いやほんと、楽曲が素晴らしいんです。
なんだろう、「アイマスっぽい」っていう曲もあれば、
なんだか「アニソンというより普通のアイドルソングっぽい」とか
「倖田來未っぽい(主にストレイライト)」とか、
とにかく新鮮な気持ちで聴ける曲がすごく多く感じる。
まあ私ごときが今までのアイマスを語るのはおこがましいのでなんとも、なんですが、
それでも言いたいことはわかって頂けると嬉しい。
あとイラストが本当に美麗で、
かつ「カード」というよりも本当に「絵」なんですよ。
ほんと、ほんとすごいの。みて。
【イベント報酬アイドルのご紹介】
— アイドルマスター シャイニーカラーズ公式 (@imassc_official) 2020年8月22日
「コラボフェス」のイベント報酬アイドルをご紹介します。
◆報酬アイドル
SRサポートアイドル【Summer for Us】大崎 甜花#シャニマスサマーCP2020 #シャニマス #idolmaster pic.twitter.com/Z3DNuMf6g9
これ私が初めてしっかりと参戦したイベントなんですけど、みてこれ。
これソシャゲのイラストなんですよ? えっなにこの構図……神……絵画じゃん……
もうそれこそ二年も経ってるので本当に今更なんですが、それでも言いたい。
絵がッ……絵がいいッ……画集欲しい……ッッ
あとはシナリオもよい。近頃話題のネタバレうんぬんを置いておくとしても、
ちょっと私ごときの文章力では描けないよさがそこにある。
放クラ最高。一生仲良くしてろ。
かくして、
この間までアークナイツまみれだった私のTLは見事にシャイニーカラーに染まり、
なんかもう千年戦争アイギスプレイヤーだった名残が
キュテリアイコンくらいしか残ってない有様。
たまにはあっちも顔を出さんとなあ……
そんなこんなで就任130日目にして新人という
謎経歴プロデューサーゆえ未熟者ですが、
もしかしたら今後もぽちぽちこうやって日記にさせて頂くかもしれません。
ぜひ、生暖かい目で見守っていただければ幸いに存じます。
みんなもシャニマス、やろう。
おまけ
コメダでシャニマス開いたらアイドルマスターコーヒーカラーズはじまった pic.twitter.com/FWqlFIyxi0
— ぐらぐら幽霊 (@guraguraghost) 2020年9月16日